データで見る通算50回目のフェデラー対ジョコビッチ [オーストラリアン・オープン準決勝Preview]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~2月2日/ハードコート)の大会11日目(木曜日)に行われる男子シングルス準決勝で、前回優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)が対戦する。ふたりの対戦は今回が50回目。それぞれが持つ記録を比べてみたいと思う。
グランドスラムの優勝回数はふたり合わせて合計36回(フェデラーは史上最多の20回、ジョコビッチは16回)、オーストラリアンオープン優勝は13回(フェデラーは6回、ジョコビッチは最多の7回)、シングルス・タイトルは180個(フェデラーは103回、フェデラーは77回)、年間ランキング1位は10回(それぞれ5回ずつ)。
通算対戦成績ではジョコビッチが26勝23敗と勝ち越している。グランドスラムに限れば現在ジョコビッチが5連勝中で、その最後が昨年のウインブルドン決勝だった。ジョコビッチが2つのマッチポイントを凌ぎ、最終セットのタイブレークにもつれる大熱戦でフェデラーに競り勝ったのだった。
では、この8年間になぜフェデラーは一度もグランドスラムでジョコビッチに勝てていないのか? ジョコビッチはよくわからないと言う。
「僕らが対戦するチャンスを得たときは、物凄くハードな試合になること、また最高のパフォーマンスを発揮しないと勝てないことはお互いに理解している」
「それに、ロジャーはロジャーなんだ。彼がどんなサーフェスでもとてつもなくハイレベルなプレーを見せることは、誰もが知っている。それに今回のような試合が大好きだ。強烈なライバル、グランドスラムの準決勝とね」
ひとつ気になるのは、フェデラーのコンディションだ。7つのマッチポイントを凌いだフルセットの準々決勝で股関節を痛めており、その回復具合がひとつのポイントになりそうだ。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はロジャー・フェデラー(スイス/左)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)
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