体力測定とトレーニング「40歳からのテニス復帰」

テニスをケガなく続け、競技力を向上させるため

ずは、ケガをしないで大好きなテニスを続け、その上で競技力も少し向上させることを目標にしていく。現在テニスをプレーする中で、スタミナがない、パワーをもっとつけたい、バランスを崩しやすいなど様々な課題があるはず。

 個々でそれぞれポイントがあるので、そこに合わせてメニューを考えることが大事。自分の姿勢を確認した上でできる簡単な種目をピックアップしていく。まずは自分の体を使うトレーニングからスタート。今回紹介するのも器具を使わないものだ。その後、レベルアップしていった際にはダンベル、バーベル、マシンなど器具を使うメニューに移行していくのがよいだろう。

佐藤トレーナーにリクエスト!

一般的にテニスに役立つ

一人で簡単にできる

広いスペースが必要ない

あまり知られていない

ちらから、どのようなメニューを紹介してほしいかという要望を出し、それに沿った形でメニューを考えてもらった。

 今回、すべてのトレーニングにおいて、回数や秒数を細かく設定していない。すべてのメニューの回数、秒数は、体の状態に個人差があるため、一概には決められないためだ。まずは3~5秒間を3セット。慣れてきたら秒数、回数を伸ばしていき、体にかかる刺激、負荷を大きくしていくことをおすすめする。

佐藤トレーナーからアドバイス!

トレーニングとストレッチ時の意識の違い

れらのトレーニングを行うとき、意識は筋肉に集中しましょう。その後、ストレッチで鍛えた部分を伸ばすときは、筋肉に集中してしまうと、筋肉が固くなって効果があまり得られません。ストレッチのときは「心地よく伸びている」感覚があればOKで、どこかの筋肉を意識しないほうがいいです。どちらも呼吸をしっかりすることが大事です。

効果的なトレーニング

使う筋肉をコントロールして正しいポジションに持っていくだけで、ストレスの掛かり方が全然違うものです。ストレッチもそうですが、ポーズだけやっていて、やった気になっている方が結構多いです。トレーニングも強い重さを上げれば強くなるのではなく、フォームをしっかりした中で初めて負荷設定がきちんとできるかがポイントになります。フォームが崩れるなら一つ前の段階の、負荷が軽い状態でやったほうが効果的になります。

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