片手打ちバックハンドは絶滅危機か!?_元世界4位、ジーン・メイヤーのバックハンド・レッスン第2弾

テーマ7
両手打ちバックハンドとネットプレーとグリップチェンジ

ネットプレーの際にグリップチェンジをしない両手打ちバックハンドのプレーヤーは、多くがボレーが苦手

Q サーブ&ボレーヤーが絶滅危機にあるのに対して、ストローク&ボレーヤーとしてフェデラー、ディミトロフ、ツォンガのような選手たちがいます。

 その中で、低く短いボールに対してアプローチを打ってネットに出る、さらにボレーでのグリップチェンジは、両手打ちバックハンドの選手のほうがたいへんなのでしょうか?

A 極端なグリップ(Extreme Grip)でフォアハンド、両手打ちバックハンドを打っていると、ネットに出る際に問題となるだろう。極端なグリップからコンチネンタルグリップに握り変え、スライスが少しかかったフォアボレーを打つということはかなり難しいと思う。でも、最初からそれをトレーニングしていれば問題ないはずだ。

 ただ、それができていない、コンチネンタルグリップで握らない両手打ちバックハンドの選手たちの多くは、ボレーが苦手だ。片手でしっかり手首を固定できるようなコンチネンタルグリップで握り、ボレーの練習をする必要がある。

両手打ちバックハンドの錦織だが、低く短いボールは片手打ちのスライスで処理したり、ボレーも巧みにこなしている

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