片手打ちバックハンドは絶滅危機か!?_元世界4位、ジーン・メイヤーのバックハンド・レッスン第2弾

テーマ12
片手打ちと両手打ち、ケガと関係はあるのか?

不適切な技術やボールコンタクトの遅れがケガの原因になることが多い

Q 片手打ちと両手打ちの選手は、それぞれどのようなケガによく苦しめられますか?

A 片手打ちの選手がよく痛めるのは肩、肘、手首。テニスエルボーも多いと思う。それは不適切な技術や、ボールのコンタクトの遅れが原因になることが多い。
両手打ちの選手は体をより大きく回転させるため、腰やお尻を痛めることが多い。ただ今世紀は、両手打ちの選手でもスイングの主導ではないほうの手首を痛めるケースが増えている。デル ポトロやジョコビッチがそうだろう。キーズのような女性の選手でも手首を痛める選手が増えているように思う。

両手打ちバックハンドのデル ポトロ。利き手ではないほうの左手首を痛め、長くツアーを離れていた

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