片手打ちバックハンドは絶滅危機か!?_元世界4位、ジーン・メイヤーのバックハンド・レッスン第2弾

テーマ9
リターンがやさしいのは片手打ち、両手打ちどっち?

両手打ちなら引かずに強烈なリターンが打てる

Q ファーストサービスが時速200㎞を超え、セカンドサービスもキックして高く跳ねる時代に、片手打ちバックハンドでそれらのサービスを返すことは可能なのでしょうか? 特に長身の選手が高い打点から打ち下ろすサービスに対しては困難と思われます。

A 確かにビッグサービスを返すのは片手だとより難しくなる。多くの片手打ちバックハンドの選手が、ブロックリターン(弾き返す)かスライスで返す傾向にあるが、それではサーバーの優位性をレシーバーが覆すことができない。ただし、片手によるリーチと、リターン力を生かして中に入っていくことは可能だ。それができるのが、フェデラーやワウリンカだ。

 両手打ちなら、ビッグサーバーに対しても引かずに強いリターンを返すことができる。そうすると、ジョコビッチやセレナ、シャラポワたちに対してサービスを打つときは、強烈なリターンが返ってくるかもしれないと、彼らのリターンに対して恐れを感じてサービスを打つことになるんだ。

片手打ちバックハンドのフェデラー、コートの中に入ってリターンを打っていく

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