多機能型フォアハンドを身につける“最初のヒント”



手順2|立ってローテーションする

重心を下げるのではなく 上に上げて ローテーションを行う

次は、手順1と同じことを立って行います。前向きのまま、軸を真っすぐに安定させた状態にしてください。横向きになってしまうと骨盤も横を向いて、胸椎のローテーションをしたらボールが見えなくなるので(言い換えるとローテーションしなくなるので)前向きで行います。

 胸椎をローテーションするときに、膝や股関節を動かすと身体の軸が倒れたり、体重が違うところへ乗って不安定になるので、重心は高いところへ意識をもっていくようにし、つま先、膝、股関節はそのままに、動かさない状態で手順1と同じことをやります。

重心を高くして胸椎をローテーション 膝、股関節を曲げない

例えばフェデラーやフォニーニのようなイメージ。重心を高めにして胸椎をローテーション


腕を振る感覚がわからない人は   テープやタオルなどを振ってみよう

次の写真はラインテープを使っています。腕を振る感覚がわからない人は、テープやタオルなど長くて柔らかいものを使い、ムチを打つように振ってみましょう。速く振りたければ腕をリラックスさせて、先端を走らせる必要があります。また、振りたい方向と逆の方向への動作が入ることもわかります。


下に振るために上への動作が入る。エネルギーを出したい方向と逆方向への動作が入る



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