江原弘泰プロ_ウォーミングアップ&クールダウン_フィジカル・シリーズvol.04【本誌連動記事&動画】
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/13431/images/main_809a0a0fba047f5685cd7aab6e443a420435fa39.jpg?w=850)
今回、ウォーミングアップ&クールダウン・シリーズを担当するのは、プロ11年目を迎えた江原弘泰プロ。173cm、65kgと身体は決して大きくはないが、だからこそフィジカルの重要性を強く感じている。「僕のテニスは足が勝負。フットワークが命なんです」。そのためにも練習前のウォーミングアップ、練習後のクールダウンは欠かせない。【テニスマガジン2019年9月号(夏星号)掲載】
フィジカル・シリーズ Vol.04
江原弘泰プロの
ウォーミングアップ&クールダウン
指導◎江原弘泰プロ
えはら・ひろやす◎1991年7月18日生まれ。埼玉県出身。5歳からテニスを始め、秀明英光高に進学。全日本ジュニアU14とU18で優勝。高3の2009年12月にプロ転向を果たす。プロ4年目の2013年からスイスを拠点に活動。2014年の全日本選手権ではノーシードから初優勝を飾り、2017年は準優勝。これまでフューチャーズ大会は6度の優勝。自己最高世界ランクは単330位(2015年9月)、複422位(2019年8月)。イカイ所属
201909 TM ウォーミングアップ&クールダウン 江原弘泰プロ
youtu.be「ウォーミングアップとクールダウンをおろそかにする人は、テニスもおろそかになりますよ !」(江原弘泰プロ)
1 ランニング
コートを何周とか何分間を走るという決まりはありません。体が温まるまでと考えているので、夏は短めで、冬は長めになります。夏でもそれほど暑くなければ長く走ります。そのあたりは自分の感覚で判断。腕をしっかりと振ってとかではなく、脱力しながら走るようにしています。
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呼吸が大事
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ランニングのときに意識しているのは「呼吸」です。「吸う」よりも、特に「吐く」ほうを意識していて、吐ききるようにしています。リラックスしながら、吐ききることを心掛けています。
2 サイドステップ
しっかりと背筋を伸ばしてサイドステップを行います。これも脱力しながらですが、僕の場合は2段階あって、普通のサイドステップのあとは、少し腰を落として低い姿勢からのサイドステップを行っています。
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少し腰を落として小刻みなステップワークで
3 クロスステップ
サイドステップからのクロスステップ。両腕をしっかりと動かして、体をひねります。サイドステップ同様、体の軸を意識して行います。
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POINT
目的意識を持つこと
「一般の方で多いのは“何となく”アップしていること。リラックスしながら行うことは大切ですが、その部位の具合を確かめながら行うことは意識してください。毎日やっていれば、その日の具合、調子はわかるはず。自分の体を守れるのは自分しかいません」
4 スキップ系トレーニング
スキップ系トレーニングはリズミカルに行うことを心掛けています。ただ、全力スイッチは入れず、その予備段階として体をほぐす、体の調子を整えるということが目的。力まないことを意識して「ガンガンにいく」というのではなく、「体に刺激を与えながら」くらいの気持ちで行ってください
1 軽いスキップ
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スキップというよりは早歩きをしているようなイメージ。少しずつ体に刺激を入れていきます
2 両腕を前後に
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両腕を大きく前後に振りながらのスキップです。しっかりと胸を張って
3 両腕を左右に開閉
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今度は両腕を前後から左右に振ります。これも胸を張り、リズムよく行います
4 両腕を前後に回す
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体全体を使って大きく両腕を回します。サイドステップをしながらも行います
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