江原弘泰プロ_ウォーミングアップ&クールダウン_フィジカル・シリーズvol.04【本誌連動記事&動画】



9 片足ジャンプ


 アレーコートを使って片足ジャンプをしながら斜め前へ飛んでいきます。臀部に刺激を入れていく感じです。臀部にしっかりと体重が乗ること、また着地したときに体幹をギュッと締める感覚を忘れずに。コート半面を1往復。


10 片足ケンケン

 サイドラインを踏むことなく、交互にまたぐようにして片足ケンケンで前へ進みます。途中で足を入れ替えても構いません。片足ジャンプもそうですが、両足でコートに立てる喜びを感じることができます!


11 8割ダッシュ

 ウォーミングアップの締めです。その場でさまざまなアジリティー(各5秒)を行ってから前へダッシュします。ただ、100%の全力ダッシュではなく、80%のダッシュでOK。100%でないのはケガのおそれがあり、60%ではアップにならないということで、80%にこだわっています。ダッシュの距離はベースラインからサービスラインくらいまでで十分です。



12 クールダウン


POINT

クールダウンを怠るな!
「クールダウンは疲れを残さないため、次(明日)への準備として行いますが、ウォーミングアップはしてもクールダウンを省く人は意外と多いです。僕の感覚としては、クールダウンは試合の締め、練習の締めで、これをしないとその日を終えられません」

1 ランニング
 試合後、練習後は、クールダウンとして、終わったばかりの試合や練習のことなどを振り返りながら、ゆっくりと走ります。距離は特に関係なく、汗がじんわりと出てくるくらいで、だいたい10分以上だと思います。歩いているように見えるかもしれませんが、筋肉の張りを落としながら、ゆったりと走っています。僕の場合、クールダウンでは大きな動きは入れません。シンプルに静かにやりたい派です。


2 ストレッチ
 ネットを使います。センター付近だと少したわんでしまうので、端のほうを使ってじっくり行います。ただ、高さは人それぞれなので、たわみさえ気にしなければ、自分に合った高さ、場所でかまいません。伸ばしている部位を意識し、どれも左右それぞれ10秒以上はかけて行います。ストレッチはゴムと同じで伸ばしすぎでもいけません。適度な力で行いましょう。





続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Related

Ranking of articles