持てる力を最大限に発揮する「メンタルセルフチェック」




まだ何も終わっていない。テニスで大逆転劇は日常茶飯事

 ファーストセットを0-6で落とし、セカンドセットも0-4となったときに、あなたはどんなことを考えるでしょうか。「もう負けた」とあきらめてしまうでしょうか。

 ここで「勝負は最後の最後まで何が起こるかわからない」とあきらめずに全力を尽くすことができるようになれば、「忍耐強くなったな」「我慢強くなったな」、つまりは「メンタルが強くなったな」と周囲から言われるようになるはずです。

 実際、相手にしてみればあまりにうまくいき過ぎて、どうしてポイントが取れたのかわかっていない状態のはずですし、「勝てそうだ!」「このままいけそうだ!」という気持ちになってプレーへの集中が削がれ、試合後にフォーカスされているかもしれません。きっかけひとつでゲームの流れが急激に変わる可能性を秘めた状態にあるのです。

 逆にゲームというものをわかっている人ほど、勝ち切る難しさを知っていますし、逆転劇が日常茶飯事であることをわかっています。大きくリードしていようと、リードされていようと、試合は最後の最後まで勝利を目指して戦い抜くことが大切なのです。


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